まずは両者のプロフィールを簡潔に解説しておこう。「ブルガリ」は1884年にイタリアのローマで創業された老舗ブランドで、銀細工から始まりアクセサリーやジュエリー、レザーアイテム、腕時計などを製作。クラフツマンシップに重きを置く伝統を継続し、世界有数のラグジュアリーメゾンへと成長している。
一方の「グランツーリスモ」シリーズは、
IWC 腕時計 コピー家庭用ゲーム機PlayStation用ソフトとして1997年に初リリース。実在する多くの自動車メーカーが保有している幅広い車種からプレーヤーが選択できるという当時としては画期的なゲームとして登場した。細かなチューニングも可能なほか、世界各地のサーキットがリアルに計測された上で収録されているなど、ゲームソフトとして楽しく遊べるだけでなく従来にないリアルドライビングシミュレーターとしても親しまれており
(山内氏)「ブルガリとのコラボレーションは、2013年に始まった“ビジョン グランツーリスモ”(世界中の自動車メーカーなどが、“グランツーリスモ”のシリーズソフト上で理想のクルマをデザインするプロジェクト)の10周年を記念するものです。きっかけは、元ピニンファリーナのデザインディレクターで、“ビジョン グランツーリスモ”にも協力してくれたファビオ・フィリッピーニさんのカーデザインに関する書籍が、ブルガリのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニさん(ブルガリ プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクター)の目に留まったこと。彼らの間で“ビジョン グランツーリスモ”が話題となり、ファブリツィオさん自らが先導されるプロジェクトとしてスタートしました」
ブルガリのファブリツィオ氏はフィアット・スタイル・センターでカーデザイナーを務めていた経歴が示す通り、根っからのクルマ好き。これが異色のコラボレーションの実現に繋がったのだろう。また、同氏の代表作であるブルガリ アルミニウムがデビュー25周年を迎えたことによる記念碑的な意味合いも込められている。ちなみに「ビジョン グランツーリスモ」でブルガリが手掛けた夢のコンセプトカー「ブルガリ アルミニウム ビジョン グランツーリスモ」は、エクスクルーシブルな存在でもある。
(山内氏)「コラボウオッチの購入者には、『グランツーリスモ7』の中でドライビングできるブルガリのコンセプトカーの出現コードが先行でプレゼントされる仕組みになっています。こうした試みは過去にもありますが、時計ブランドとの取り組みは初めてですし、自分がデザインに関わった高級時計が販売されるということも初めての経験。反響がとても楽しみですね」
参考記事:
スーパーコピー時計